第84回 加賀市商工祭典 開催
一年に一度毎年7月7日の七夕の日に開催と決まっており、今年で第84回目を迎える加賀商工祭典が開催されました。
朝から北陸特有の曇天の雨模様のなか、午前11時から加賀江沼神社境内にて開催されました。江沼神社は大聖寺藩の祖である前田利治と前田家にゆかりがあり「学問の神様」で知られる菅原道真が祀られている神社です。創建は1704(宝永元)年といわれています。境内の庭園は1709(宝永6)年に、隣接する重要文化財の「長流邸」とともに作庭されたもので、兼六園の影響を受けた池泉廻遊式武家庭園です。深田久弥文学碑、梅花庵(公均の間)、竹径館(第十四代藩主の居館)等、歴史的、文化的なものが多く残されており、1960(昭和35)年に加賀市指定名勝となりました。正月には三社参りの風習から参拝する人が多く、また、前田家ゆかりの三天神の一社として入試シーズンには受験生でにぎわいます。また、紅葉の名所としても知られており、たくさんの人が美しい紅葉を楽しむために訪れています。
生憎今日は雨、一昨年も雨だったと記憶してます。梅雨の時期だし仕方無いのかもしれませんね。今年は新型コロナ、また熊本の豪雨災害で亡くなられた方、行方不明の方が出ているニュースを見ると胸が辛くなります。明日は西日本にも線状降水帯が流れてくるとの予報です。以前は集中豪雨と言われていた言葉が今では線状降水帯と言う名前で警報が出されます。
そんな暗い気持ちを吹き飛ばす為、式典が開催。江沼神社祭典委員長はじめ、加賀市商工振興会連合会会長、加賀商工会議所課長補佐、加賀市会議員 2名、大聖寺まちづくり推進協議会会長、加賀市銀行協会、織物組合、九谷陶芸磁器協同組合、富士工業会長、江沼神社氏子総代、山代商工振興会、片山津商工振興会、動橋商工振興会、分校商工振興会、加賀中央商工振興会、大聖寺商工振興会の夫々代表の方、総勢21名の方が参列、無事に式典を終えました。
今日より明日、明日より明後日と段々明るい良い一日になりますように...
早く新型コロナも終息し経済活動が再開できますように...
余談になりますが、七夕の日だけ会える 織姫と彦星って夫婦だったって知ってましたか...?多くの人が恋人同士だと思っていると思いますが、実はご夫婦とのことです。お互いに勤勉であった織姫(織女)と彦星(牽牛)は、夫婦になった途端惰性になり、それを見かねた天帝は天の川を隔てて東西に引き離したのです。二人が悲しみにくれていたため、天帝は1年で7月7日だけ二人が会うのを許可したのだそうです。
また7月7日に降る雨のことを「催涙雨」と言い、年に一回の機会に会うことが出来ずに悲しむ織姫と彦星が流す涙と言われているそうです。
その一年に一度の再会の日に、雨が降ると天の川の水かさが増し、川を渡る事ができません。そんな時は新設な カササギという鶏の群れがやってきて、天の川のなかに翼を広げ連ねて橋となり織姫と彦星の二人を合わせてくれたと言い伝えられています。日本からは雨の日は見ることは出来ませんが、ちゃんと二人は雲の上で会えているということです。今から リモートデイト もOKなのかもね。