第８６回 加賀商工祭典
毎年恒例の加賀商工祭典、令和４年７月７日木曜日 今年で第８６回の開催となりました。
今年は例年になく梅雨明けが早く、からっとした暑さのなか社殿内の窓を全開にして開催致しました。江沼神社の氏子総代初め、加賀市商工振興会連合会会長、加賀商工会議所、石川県議会議員、加賀市議会、大聖寺まちづくり推進協議会会長、大聖寺区長会会長、各銀行支店長様、加賀市織物組合理事長、山代温泉旅館協同組合理事長、蘇梁館代表、日樽建設工業(株)会長、山代商工振興会、片山津商工振興会、動橋商工振興会、加賀中央商工振興会、分校商工振興会、大聖寺商工振興会の会長、副会長の方と当会総務部長の総勢２５名の方の出席となり、当会総務部長竹村氏の司会で始まりました。
式典は午前１１時から粛々と開催され、今年も加賀市の商工業者の発展を祈願致しました。
今年はセミの声も社殿横の池のガマガエルの声も聞こえなく、鳥のさえずりが心地よかったです。
いつも開式前は早めに神社に足を運ぶのですが、当会の総務部長が熊田宮司に尋ねられ今年初めて気がついたお墓がありました。(皆さん、ご存知でしたら失礼致します。)
このお墓、皆さんご存知でしたか...？ 私自身気付いてなかったです。
河合龍勝氏の石碑です。明治十二年に建立されたものだそうです。明治八年頃石川県ではコレラが猛威を振るい死者は増大。河合龍勝氏はその時江沼郡大聖寺挺身隊において防疫に従事し、同年８月コレラを発症。翌日には死亡されたとの事です。享年２９歳でした。当時防疫に従事するのは警察と消防関係者だったそうです。
その後明治１２年大聖寺警察署警部辻銓明が代表して献身を顕彰するために石碑を建立されたとの事です。
皆さんも今度江沼神社に行かれた際は一度ご覧になって下さい。石碑の文字は苔だらけで、ところどころ欠けた文字が多いです。だが明治１２年に伝染病に立ち向かい、若干２９歳で命を落としてしまった警察官がいたと言う事実を証明する石碑だと言う事です。
後 雑学になりますが、皆さんは神社にいる牛たちの意味をご存知でしょうか？
神社に行くと牛や馬、狛犬の像がありますが、彼らは何故いるのでしょう...？ ご存知でしたらゴメンなさい。私自身解らなかったので調べてみました。
神社に牛像があるのは天神さまのケースだそうです。天満宮の祭神である菅原道真公が丑年生まれで、また死後には棺を載せた牛車が停まったので、其処に太宰府天満宮が建ったとする伝承からです。
また各地の普通の神社に行くと、狛犬の像がありますが、彼らは何故に...？
狛犬の像は向かい合ってありますよね。狛犬は悪い気や悪霊などから本殿や本堂を守るための魔除けであるとの事です。
出迎えてくれる牛像、狛犬 彼等の役割が少し解ったような気がしました...
今度あうときまで、またね...